優柔果断カブログ

株取引を中心にマネー全般

激震!JR西、公募増資!

解散総選挙アノマリーとかで上げ潮になっているところにまさかの、公募増資!「国鉄の民営化後、公募増資はJRグループで初めて」とのことで、東日本も…危うし?!。自己資本比率は東日本も3割切っていて大差ない。あすの寄り付き、どう出るか?NISA満期の23年までは塩漬け覚悟してはいるものの…。

f:id:u10kadan:20210901183941p:image

JR西日本、公募増資など最大2786億円調達 グループ初:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF018150R00C21A9000000/

2021/9/1 16:22 (2021/9/1 17:43 更新)
JR西は最大2786億円の公募増資でコロナ禍で傷んだ財務基盤を強化する(山陽新幹線
JR西日本は1日、公募増資などで最大2786億円を調達すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い鉄道利用が落ち込み、2022年3月期は2期連続の連結最終赤字となる見通し。財務基盤の立て直しを急ぎ、コスト削減につながる機器の導入や大阪駅周辺の再開発も進める。国鉄の民営化後、公募増資はJRグループで初めて。

【関連記事】・JR西の今期、最大1165億円の最終赤字 鉄道・航空 業績回復に遅れ

JR西日本・長谷川社長「感染第5波、楽観できず」
公募増資などは国内外で実施し、国内6割、海外4割となる。最大で5266万株を新たに発行、現在の発行済み株式数の3割弱にあたる。

調達額のうち、大阪駅西側エリアの再開発に700億円、鉄道運用の効率化に向けたセンサーやネットワーク検査機器などの設備投資、新幹線の新規車両などにそれぞれ300億円を投じる。1000億円は財務基盤の強化に向けて、長期債務の返済に充てる。

JR西は22年3月期の連結最終損益が最大で1165億円の赤字(前期は2332億円の赤字)になる見通し。自己資本比率は20年3月末の34.1%から21年6月末には22.9%へと低下した。21年3月期に社債の発行や金融機関からの借り入れにより約7000億円を調達、4月にも1600億円の社債を発行していた。

旅客の回復は想定よりも鈍く、JR西は7月、鉄道利用がコロナ禍前の9割に戻る時期の想定を「8月から3カ月かけて」から「10月か11月から4カ月かけて」に変えた。お盆期間(8月6~17日)の新幹線と在来特急の利用者は、109万5千人と20年に比べ3割増えたが、コロナ禍前の19年比では7割減にとどまった。