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三菱UFJリース

親子上場解消、次の候補は 日立金12%高で広がる思惑

 証券部 本脇賢尚
#スクランブル・フラッシュ
2020/11/20 13:19 [有料会員限定]
「次の候補はどこか」。株式市場関係者が上場子会社への関心を強めている。日立製作所が日立金属の売却手続きに入ったことが明らかになり、他の上場子会社でも再編の動きが一段と広がるとの思惑が強まった。次の親子上場解消銘柄を探す動きも目立つ。

ソニーソニーフィナンシャルホールディングス、NTTがNTTドコモをそれぞれ完全子会社化するなど、今年に入って親子上場を解消する動きが目立っている。IT(情報技術)関連では米国の後じんを拝し、製造業でもアジア各国の追い上げがすさまじい。「生き残りを賭けた業界再編を見越して『選択と集中』を徹底する企業が出てきた」(楽天証券の窪田真之チーフ・ストラテジスト)ことが解消の背景だ。

上場子会社は250社程度。楽天の窪田氏は親会社がTOBしてもおかしくない会社として、5銘柄を候補にあげる。三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社の三菱UFJリースアコム。ともにイオン子会社のイオンフィナンシャルサービスイオンモール、そして商船三井の子会社ダイビルだ。グループにとって戦略上重要な点などが候補とする理由だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66461000Q0A121C2000000/

21期連続増配中で今期も25.50円と50銭上げて増配記録を死守する予想を出している。主力の航空機リースがコロナで大打撃を受けるなか据え置きでも御の字なのに敢えて増配にこだわる。現状、@500円あたりをうろついているから5%の高利回り。TOBと高配当との二正面作戦で買いだろう。

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