優柔果断カブログ

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#021 商船三井を衝動買い!

トウシルの佐藤 勝己さんの記事に触発され、前から気になっていた商船三井(9104)を衝動買いする。日本郵船が配当性向3割超(誤り。半期の数字。通期では23.64%)なのに、商船三井は2割弱(19.66%)と伸びしろあり。来週末29日に中間決算発表を控え、更なる増配発表ともなれば株価は再び急騰するのではないか?と考えた次第。後場にまずは塩漬けのJR東日本に成り行きで売り注文を入れ程なく約定。商船三井も成り行き注文を入れたが資金余力がなく指し値で注文。間もなく約定した。

窪田真之師匠は、海運大手3社では日本郵船のみ買ってもよいと書いていた。川崎汽船は無配なので論外だが、利回り8%を超える商船三井は魅力的に映った。

JR東日本は30万円ほどの売却損が確定した。勿論、自己ワースト。株式市場において静観するということが如何に難しいか!またも痛感する。ただ、預金備蓄300万円に手をつけるよりはマシかな?

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業績上振れ、配当性向引き上げの両面から増配期待の高利回り銘柄
NEW 2021/10/21
佐藤 勝己
銘柄コメント
商船三井(9104・東証1部)
▼どんな銘柄?
 海運業界で大手の一角です。2021年度末現在、グループ運航船舶規模は721隻で5,300万重量トンとなっています。

 ドライバルク船(ばら積み船)では世界最大規模の船隊を擁するなど強みを持つほか、自動車船は国内で初めて就航させ、LNG船でも世界トップクラスのシェアとなっています。

 2017年7月に、商船三井(ママ、日本郵船でしょ!)、川崎汽船と定期コンテナ船事業を統合しています。不動産事業を手掛けるダイビルなども子会社に持っています。

▼業績見通し
 2022年3月期第1四半期経常利益は1,043億円で前年同期比14.2倍と急拡大しています。つれて、通期予想は従来の2,200億円から3,500億円、前期比2.6倍に上方修正しました。

 すでに今期2度目の上方修正となります。コンテナ船における想定以上の荷動きと運賃高騰などを背景にした、持分法適用会社ONE社の収益拡大が好業績の主因となっています。年間配当金計画も期初計画の150円から550円にまで引き上げています。

▼ここがポイント
 コンテナ船事業は目先ピークアウトの可能性もありますが、第1四半期の高い進捗率(純利益は31.1%)からみて、通期計画の一段の上振れ余地は残るとみられます。現在の低水準の配当性向から見て、業績上振れ分は増配に回されると考えられます。

 上半期決算時に増配が発表されなければ、短期的に嫌気材料とされそうですが、その後の増配アナウンスを期待すれば、押し目買いの好機となり得るでしょう。

 なお、2023年3月期は収益悪化の可能性は高いですが、配当性向は30%にまで高まるとみられ、その分、減配余地は限定的にもなります。

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