リソー教育へのTOBをひげづらさんのYouTubeで知る。調べると日経に気になる記事が…。
「銀座の大家」として不動産賃貸が主力の堅い会社という印象を抱いていた。だが実際は、不動産売買、キャピタルゲインが稼ぎ頭。財閥系3社を追う立場では致し方ないところもあろうが、買い持ち戦略は見直さざるを得まい。きのう4/10、寄り付き成り行きで投げる!買い直しても株主優待は2年以上継続保有が条件となるから待てない。諦めた。
蛇足ながら、カブトの回転売買も、資産規模を拡大してインカムゲインで暮らせるまでの過渡期の政策だ。レバレッジを効かせて信用取引に手を出せば全く同じになるが、現物取引に徹しているところが異なる。
ヒューリック、金利ある世界の重圧 戦略転換に2兆円
田村修吾
2024/4/1 4:00
https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=4&ng=DGXZQOUC182GW0Y4A310C2000000&scode=3003&ba=1
ヒューリックの株価がさえない。一つの要因が主力とする不動産売買だ。金利の上昇が逆風になる。不動産の売買から賃貸に稼ぎの軸足を移す構造改革を急ぐが、賃貸不動産を抱えていくと資産効率を損ないかねない難しさもある。日銀のマイナス金利解除で「金利ある世界」が現実になるなか、改革は一筋縄ではいかない。
不動産業界ではローリスク・ローリターンな賃貸を主力にする財閥系大手を中心に低いROAを甘受してきた。一方、ヒューリックは不動産売買を生かした持たざる経営でROAなどの資本効率を引き上げ、株式市場の評価も高めてきた。金利のある世界に向かうなか、同社はその個性を保っていけるか。好手は限られている。