優柔果断カブログ

株取引を中心にマネー全般

株も、全体最適>部分最適

カリスマ投資家である弐億 貯男さんの著書『10万円から始める! 割安成長株で2億円』を読み返す。『投資も仕事も「全体最適」が重要』という章に目が留まる。優良株を割安に買えたとしても、現金買付余力がないなら全体最適ではない。確かに!総論賛成各論反対。キャッシュポジションの重要性は分かっても、持ち株ひとつひとつを見ると、含み損でも含み益でさえも、売れない。「俯瞰して全体最適となるように」。言うは易く、行なうは難し。それができるからこそ、「弐億 貯」めれたわけだ!ならぬ堪忍するが堪忍。

 

『投資も仕事も「全体最適」が重要』

「たとえば、「割安成長株」を 15銘柄保有し、それぞれの業績は増収増益と好調で、 今後も業績の成長が期待でき、 しかも割安なタイミングで購入できたとしましょう。しかし、 自分の証券口座全体を見渡すと、 15銘柄も購入してしまった結果、 現金買付余力がほとんどなくなったとします。 これだと株式相場が下落局面に入ったら、 保有資産全体に悪影響が出たり、 絶好のタイミングで買い増しができなかったりという弊害が考えら れます。つまり、部分最適であったとしても、 全体最適とはいえない状態なのです。 このケースで全体最適を図るならば、保有銘柄を 15銘柄から 8〜 10銘柄に減らして、現金買付余力を増やします。 このように私は部分最適に終始しないよう、 俯瞰して全体最適となるように、 個人投資家としてもサラリーマンとしても心がけるようにしていま す。」

—『10万円から始める! 割安成長株で2億円』弐億 貯男著
https://a.co/8lqf1s5

f:id:u10kadan:20230512072959p:image