100株を打診買い。半導体向け多結晶シリコンの大手ということで信越化学へのサプライヤーとして目を付けていた。金曜日後場に年高を付けたことで@2000円で指し値注文を出し、間もなく約定する。
マレーシアでの大失敗で財務が毀損したが、優先株や劣後ローンで凌ぎ、復活の足場を固めつつあるようだ。ただ、5年前に600億円の劣後ローンを借り換えているのだが、70%が自己資本とみなされ、400億円余り、率にして2割近く自己資本が嵩上げされている。自己資本比率は50%ではなく、40％が本当か？
返済期限は、60年後の2078年9月20日。「ただし、借入実行から5年経過後以降の各利払日において、元本の全部または一部の期限前弁済が可能」だという。適用利率は、「2023年9月20日までは3ヶ月円 TIBORをベースとした変動金利、翌日以降は 1.00%ステップアップ した変動金利」。9月までに新たな動きがあるだろう。またも、借り換えか？あるいは増資？増資となれば、大口需要家たる信越化学が引き受けるのではなかろうか？短期では希薄化を嫌気して売られるだろうが、中長期で見れば信越ファミリーとして買われる。買いを決めた理由はこれが大きい。
