NIKKEI STYLE
マネー研究所
わたしの投資論
株と音楽、仕組みは同じ
2014/10/30
ミュージシャンのサンプラザ中野くんは、個人投資家として15年近い投資経験を持つ。取り組んできたのは主に株式投資と外国為替証拠金(FX)取引だが、その戦歴は苦戦の連続だったという。
■NISAの上限が投資家を守る
今年から始まった少額投資非課税制度(NISA)の対象は、元本年100万円までです。100万円じゃ少ないという声も多いようですけど、それは負けてない人、過去を悔いてない人のご意見です。私はすごくいいと思いますね。
100万円という設定は、投資家を守る安全弁になります。投資を始めるハードルを下げるだけじゃなくて、100万円という新しいハードルを作ってあげることで、際限なくお金をつぎこんでしまうのに歯止めがかかるわけです。銀行だって、お金を貸すときには「あなたの収入だとこれ以上は貸せないなー」って言いますよね。それと同じで、分不相応にお金を使わないようにするのはすごく大事なことです。私もいま始めるなら、絶対NISAで元本小さめでいきます。どうして15年前につくってくれなかったのか……。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO78732030S4A021C1000000/
5年前の記事。いまの上限は120万円だが、安全弁であることに違いはない。
ことしのNISA枠はほぼ使い切り、終戦にしなければいけないのに欲しい株が次々出てくる。
JR九州や九電工、三菱商事、ブリヂストン、日通…。残り半年は開店休業で、品定めにいそしもうか?優柔不断→果断といきますか、どうか?