優柔果断カブログ

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やれやれの売り

「小じっかり」といい、相場ことばは面白い。

野村證券 証券用語解説集
やれやれの売り(やれやれのうり)
購入した株が値下がりし、保有していたところ、相場の回復で買い値に近づいて、売却すること。「やれやれ」の気分を表す表現。市場的には、これらの売却が出ると、戻り基調にある株価の上昇を抑えることがある。
JR東日本の含み損が解消して売った暁にはまさしく「やれやれの売り」だろう。

東証三菱UFJが昨年来高値 金利上昇、バリュー株買い 
2021/3/8 11:05 [有料会員限定]
(10時55分、コード8306)三菱UFJが反発。一時、前週末に比べ27円(4.8%)高の592円まで買われ、昨年来高値を更新した。米長期金利が5日に一時1.62%まで上昇。国内でも長期金利の上昇圧力が高まっており、超低金利環境による収益圧迫が和らぐとの思惑から銀行株全般に買いが入っている。金利上昇局面で上昇しやすいバリュー(割安)株の一角として物色されている面もある。

三井住友FG(8316)は3%超高、みずほFG(8411)は2%高で推移している。みずほFGの上昇率が低いことについて、市場では「最近のATMトラブルが理由ではなく、個人株主比率が高いため、株価上昇で『やれやれの売り』が出やすいことが背景だろう」(国内投信の日本株運用担当者)との指摘があった。日経会社情報DIGITALによると、昨年9月末時点の個人株主比率は三菱UFJが16.9%、三井住友FGが16.3%に対し、みずほFGは32.1%となっている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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