バリュエーションというと
PERやPBRが挙げられて
配当利回りを指すことはないのではないか?
カブトとしては、配当利回りこそが簡便にして最も頼みになる価値尺度だ。但し、業績によってコロコロと動くのは困るわけで、有言不言を問わず累進配当を実行している企業が前提になる。コロナ禍で資金繰りの耐性が露わになったことも、配当というキャッシュアウトを重く観ることに繋がった。
石油元売りのように評価損益で損益や資産がブレる企業はことにそうだが、PERやPBRは今ひとつ信を置くに足らない。
バリュエーション(ばりゅえーしょん)
企業の利益・資産などの企業価値評価のこと。
本来の企業価値と現在の株価を比較して、株価が相対的に割安か割高かを判断する具体的な指標としては、株価純資産倍率(PBR)や株価収益率(PER)、配当利回りなどがある。